3月11日に「pretender」などで人気のバンド、「official髭男dism」のボーカル&ピアノの藤原聡さんが声帯ポリープを発症したことが分かりました。同バンドは、2月16日に東京の日本武道館で全国ホールツアーの「SHOKING NUTS TOUR」を終えたばかりでした。
今回はそんなヒゲダンのボーカル・藤原聡さんの喉の状態、声の調子は現在どうなのかや活動休止をするのか、また手術や復帰はいつになるのかについてまとめました。
喉の状態、声の調子は?
去年から突然声を出しづらくなることがあったという藤原さん。様子を見つつ継続して今年の2月の活動まで頑張ってきたようです。そんな藤原さんを襲った病気の名前は「声帯ポリープ」です。
では、声帯ポリープとはどのような病気なのでしょうか?声帯ポリープとは、喉の左右にあるヒダのようなものにポリープと呼ばれる膨らみができ、違和感や発声に支障をきたしたりする病気です。
原因としては喉の酷使や飲酒、喫煙により喉の粘膜に負担がかかると、充血を起こします。そしてさらに風邪や大きな声を出すなどの負担をかけるとその充血した血管が破裂し、内出血します。それによりできた血の塊がポリープとなり発声などを妨げる原因となります。
大きなポリープを放っておくと呼吸困難にもなり得る病気ですが、ポリープへ悪化する前であれば、喫煙や飲酒、大きな声を出すのを避けるなどすることで自然治癒することもあるそうです。しかし藤原さんは職業柄、大きな声を出すことを避けるわけにはいきませんよね。
活動は休止するのか?
結論から言うと、この度声帯ポリープ発症による活動休止という判断に至ったようです。その理由として、何よりもofficial髭男dismというバンドを長く続けることを優先した結果だと本人は語っています。だましだまし活動を続けても、喉がさらに重症化して歌が歌えなくでもなったら一大事ですからね。
手術はいつ?
手術の日程や病院の情報についての情報はありませんでした。声帯ポリープの手術自体は1.2日程で終わるらしく、そのあと1週間ほどは声が出せないそうです。
また、その後にいきなり激しい活動をして再発してしまったり、声質が変わったりしてしまっては元も子もないですし、本調子に戻すためのトレーニング等もあると思われるため、復帰を焦るのではなく、慎重に療養とリハビリをするものと思われます。
復帰の目処は立っているのか?
復帰の日程などは具体的には発表されていませんが、4月のUVERworldとのコラボイベントと8月19日と20日のサマーソニックを欠席する方向となっています。よって最低でも9月頃までの約半年間程は療養するものと見られています。
声帯ポリープは、軽度であれば1.2ヶ月で治ることも多いようですが、藤原さんの療養期間を考えると、かなり症状は重いのではないかと考えられます。昨年から喉に違和感があったとのことですが、その中でも活動を続けていただけに、喉にもかなりのダメージがあったのではないかと考えられます。
氷川きよしさんやEXILEのATUSHIさん、AAAの西島隆弘などのアーティストも、こちらの病気に悩まされていました。復帰までの期間は、1.2ヶ月の人もいれば半年ほどの療養を要した人もいて、様々です。
まとめ
今回はofficial髭男dismの藤原さんの声帯ポリープ発症についてまとめました。2021年の5月に発表されたpritenderで、それまで以上に多くの人からの注目を集めたバンドともあり、なかなかゆっくり休むことはなかったことでしょう。
本人が断腸の思いで決断したという今回の活動休止。きっとファンや多くの人は理解を示して待ってくれていることでしょう。今回の療養を機に、喉だけでなく心身ともにゆっくり休んで、またあの心を揺さぶるような高音ボイスを目一杯聴かせてほしいですね。