登山標識を破壊したのは誰で名前や年齢、TikTokは?逮捕された?遭難の可能性は?

2023年2月、福岡県北九州市皿倉山と見られる山の登山道に設置された登山標識を若者4人組破壊して投げ飛ばす姿がSNS上で拡散されました。3月6日現在、未だ具体的な場所はわかっておらず、引き続き北九州市役所では調査を続けています。今回はそんな悪質な登山標識の破壊をしたのは誰か、名前や年齢、インスタやTikTokは明かされているのか。また、逮捕はされているのかについて調査しました。

目次

登山標識を破壊したのは誰?名前や年齢は?

結論から言うと名前や年齢は3月6日現在、犯人の名前などの素性はまだ明らかにはなっていません。しかし、標識破壊やペットボトルの投げ捨ては同一の人物で、黒いキャップ、白いシャツ、黒いパンツを着用した少年の姿が映像には顔までハッキリ映っているため、特定にはそう時間がかからないと思われます。

TikTokのアカウントは?

この動画は、TikTokで「kira_9240500」というユーザーIDを持つアカウントから投稿されました。中学から高校生くらいの少年4人組がこのような破壊行為の他、ペットボトルを山頂から投げ捨てる映像なども映っています。また、現在はこのTikTokアカウントは削除されています。

逮捕されたのか?

おそらく未成年の犯行であるため逮捕は免れると思いますが、いたずらの範疇を超えた行為であったり、顔が鮮明に写った動画が拡散されているため、この少年とその周りの友達の人生にはかなり大きな打撃を与えることになるのは間違いないでしょう。

登山標識を破壊したことによる遭難の可能性は?

標識一つを破壊しただけでも遭難の可能性は非常に高くなります。自分の実家で持っている山の土地で遭難したことがある人や、転んで一回転しただけで方向感覚が全くわからなくなったという人さえもいるようです。また、そこまで大きくない山だと思って舐めてかかっていても、実は、小さく、平坦な山ほど遭難しやすいという事実すらあります。そんな時にたった一つの登山標識がどれだけ重要な役割を担うかは容易に想像がつくはずです。
警察庁が出している、山岳遭難の概況によると、遭難の理由の第一位は「道迷い」で、全体の4割以上、次いで「滑落」が1割5分、「転倒」も同じく1割5分程度だそうです。このデータからもわかる通り、道迷いは遭難理由において圧倒的に大きな比率を占めています。また、道に迷い、それによる焦りから転倒してさらに自分の位置がわからなくなったり怪我を負う、などの二次災害的な事故も発生することは多いそうです。そのため、一本の登山標識の担う役割は本当に重要です。今回の事件は決して許されるものではないですね。

まとめ

今回は昨今取り沙汰されている迷惑行為のSNS投稿の中でも、かなり悪質な行為を紹介しました。登山標識を破壊することにより、遭難者が出て人命が失われることや、標識を投げた先に人が居て、大きな怪我につながることなどを考える「想像力」もない人間でも手軽に利用できてしまうSNS。いっときの軽い「ウケ狙い」がこのような事件を起こし、投稿者の人生までも簡単に終わらせてしまう事態が最近とても多いです。昔からこのような行為はあったが、SNSでそれが既視化されてきたという考えもあります。SNS使用にはモラルや想像力が共に必要となるのは言うまでもないのかもしれません。

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