2023年2月16日、アニソンシンガーの黒崎真音さんが持病の悪化により急逝していたことがわかりました。数多くの人気アニメの主題歌を歌ってきた彼女だけに、ファンからは驚きと悲しみの声が多数、溢れ出ています。今回はそんな彼女の活動内容や死亡理由、またそれとワクチンとの関係について。そしてそれらに対するネットの反応や神田沙也加さんとの関係についてまとめました。
黒崎真音さんは何者？
東京都出身のアニソンシンガーです。国内だけでなく、アメリカやタイなどでも人気で、1988年1月13日産まれの35歳。自身のTwitterで身長は160センチと明かしています。やぎ座のＡ型。2人のお姉さんとご両親の5人家族で、独身でした。アニソン歌手の黒崎さんは、オタクなお嬢様という性格から、ヲ嬢の愛称で親しまれてきました。
「とある魔術の禁書目録」「学園目次録HISCHOOL OF THE DEAD」「転生したら剣でした」「がっこうぐらし！」「ヨルムンガンドPERFECT ORDER」等、多数の人気アニメの主題歌やエンディングテーマを歌ってきたアニソンシンガーである彼女。作詞家や役者、ユーチューバーとしても活動していました。
黒崎真音さんの死亡理由？
2021年9月18日、配信ライブ中に黒崎さんが倒れたとの情報がありました。診断結果は硬膜外血腫。この時は手術の末無事に退院しています。黒崎さんは幼少期から慢性的に頭痛を訴えており、2021年の9月に体のだるさを覚え始め、激しい頭痛を覚え始めたといいます。
亡くなる原因となった持病については事務所等からの正式な言及はありませんが、こちらの硬膜外血腫の悪化が原因の可能性が高いと考えられます。また、最近では笑福亭笑瓶さんも同じ硬膜外血腫で亡くなっています。
では、硬膜外血腫とはどのような病気なのでしょうか。硬膜外血腫とは、頭を強く打つことにより頭蓋骨と脳を覆う硬膜という膜の間に血液が溜まってしまう病気です。
大体の場合が骨折をするレベルの打撲等から生じる、頭の中の内出血のようなものですが、出血が少ない際には自覚症状もなく、ある一定の出血量を超えると命に関わる事態にもなり得る病気です。症状としては吐き気やだるさ、頭痛や意識障害があります。
持病とワクチンの関係
調べていると、ワクチン接種による持病の悪化を疑う声も出ていることがわかりました。黒崎さんが配信ライブ中に倒れた時に直近でワクチンを接種していたことがわかっており、亡くなる何日か前にもワクチンの接種をしていたことがわかっています。また、死因が「持病の悪化」と少し抽象的な表現であることも相まって、様々な憶測が飛び交っています。
しかし、ワクチンが原因である証拠は無く、黒崎さん本人も自身の体調不良はワクチンのせいではないという旨を発表していたこともありました。「何でもかんでもワクチンのせいにするのは不謹慎なだけ」などの声も出ています。
ネットの反応
黒崎さんは亡くなるわずか30分ほど前まで配信をしており、いかに急な症状の発症だったかが伺えます。そんな思いもよらぬ急逝に、ネット上でもさまざまな悲しみの声が相次いでいます。Twitterでの黒崎さんの死亡報告のコメント欄の一部を紹介します。
「天国で神田沙也加さんと再会できますように」「突然のことで驚いています。ご冥福をお祈りします。」「とあるシリーズの黒崎さんの曲を聴いて好きになりました。受け入れ難いですがご冥福をお祈りいたします」「神田沙也加さんの死後もファンのために、と頑張ってくれていた真音ちゃんが今度は、、」「神田沙也加さんの後を追うように亡くなったのが悲しすぎる」
また、中国語や英語などの、日本語以外の言語でも黒崎さんの死を悲しむコメントがあり、黒崎さんの国際的な人気を再度思い知らされます。
神田沙也加さんとの関係
神田沙也加さんと黒崎真音さんは、音楽ユニットALICesを組んでいたことでも有名です。神田さんは2021年12月18日に札幌のホテルの22階から転落し、亡くなっています。また、顔や声がとても似ていたことから、双子のようだともよく言われていました。
また、ALICesの活動以外でもふたりはとても仲が良く、神田さんの舞台を黒崎さんが見に行ったり、黒崎さんのオーディションを神田さんが探してきたこともあったりと、二人の絆は非常に強いものだったようです。
神田さんの死後、黒崎さんはSNSで悲しみの気持ちを多く投稿しており、一周忌には黒崎さんの最期の更新となる、神田さんへの気持ちを綴ったブログを更新していました。
まとめ
今回は、黒崎真音さんの早すぎる訃報についてご紹介いたしました。国を超えた人気を誇り、マルチな才能で多くの人の心を鷲掴みにした彼女。彼女の作品はいつまでも多くの人の心に残り続けることでしょう。そんな彼女のご冥福を心からお祈りいたします。
