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退職するときの練習、足りてますか?

明日にでも退職者になれますか?退職者を迎えられますか?

入れ替わりの春。転職や新卒からの入社、活動をされている人にとっては自分がどんな会社に入るか見定める一大イベントです。自分の人生の大部分を占める労働をどんなものにするか、面接シートや受け答えの練習、職務経歴書の書き方に莫大な交通費、あらゆる試練を乗り越えて入社を迎えます。同時に、会社にとっても一大イベントです。今後の会社の未来を担うスタッフを選ぶ訳ですから、ただ能力が高いだけでも駄目で、社風に合った性格をしているか見極めるために面接の質問を吟味し、社員に少しでも喜んでもらえるように福利厚生を整えます。
会社にとっても労働者にとっても、入社を迎えるのは人生で大きなイベントであり、膨大なコストをかけて挑みます。

……では、退職はどうでしょうか?

退職を迎える、労働者編

面接で聞いたような良い職場、やりたかった仕事、共に充実するプライベート、かと思いきや全くそんなことはなく、毎日が憂鬱になり入社1週間でもう辞めたい行きたくないなんて珍しくない話です。聞いてた話と違う、残業が多い、パワハラ、セクハラ、1時間の通勤くらい余裕だと思ってたら滅茶苦茶しんどい。理由はそれぞれですが、一度でも辞めたいと思ったらもう止められません。辞めたいと思った会社に出勤する足取りは重く、社内の1時間は3時間にも思えるほどの苦痛です。

1週間や1ヶ月で辞めたいだなんて根性が無いと思われるかもしれませんが、根性で仕事は務まりません。まして辞めたい明確な理由があるなら、根性なんて無くても良いからすぐに辞めて別の会社に行った方が時間も有意義だと思うことでしょう。

辞めたくなったらまず行うこと。それは直属の上司への相談です。
理解ある上司や会社なら話を聞いてくれるはずです。そして悩みに対して解決策があれば、提示してくれることでしょう。親身に話を聞いてくれるなら、部下を大切にしてくれる会社だと思って考え直す部分もあるかもしれません。1人で悩まずにまずは会社や上司へ相談をしましょう。
退職に関わらず、報・連・相を円滑に行うために入社当時から接しやすそうな人を見つけ、少しでもコミュニケーションを多くとっておくと困りません。

そして次の転職活動です。
今回退職に至った理由が、転職活動に大いに役に立つことでしょう。業種や職種が駄目なら、別の分野で転職活動を始めることが出来ます。社内環境に問題があるなら、面接時の質問で判別することが出来ます。パワハラやセクハラも、質問によって会社全体の意識を測ることで仮に発生しても対処を真面目に検討してくれる会社を見つけられるかもしれません。「失敗は成功の母」というエジソンの名言があります。ただ運が悪かったと思うのではなく、次の転職でより良い場所へ向かうために活かしていきましょう。転職が決まった暁には、途中になっている業務の引継ぎを作成しましょう。立つ鳥跡を濁さず、少しでも会社とのやりとりを減らすため事前にやれることは容易するのが無難です。後は会社のお世話になった方や仲が良かった方に挨拶をして、転職先に胸を膨らませましょう。

退職を迎える、企業編


退職者が出るとき、一番練習が必要なのは企業側だと私は思います。企業を去るときに取った態度や対応が最終的な企業の顔として印象に残り判断されてしまうため、少しでもお互いにしこりが残らない関係を続けることが大切です。

企業は退職者が出るときの対応を、練習していないところが多いのではないでしょうか。練習と言うと大袈裟かもしれませんが、最近は少しでも変な対応がSNSやブログによって広まり、あっという間に企業イメージを低下させ、次に入社してくる人員や営業活動に支障が出てしまいます。退職に関する相談を持ち掛けられたとき、どういった対応をして、どんな質問をしていけばいいのか真剣に会社全体で考え、管理者間でマニュアル化しておくのが重要です。

まず退職や、それに絡む相談を受けたときにすべきことはきちんと話を聞いてあげることです。「一時の悩みだし」とか「そんなこと誰にでもあるから」と、茶化したり誤魔化したりしてはいけません。仮にそうだったとしても、そんな話を何回も聞いている貴方と初めて直面している相談者では大違いなのです。プライバシーに配慮して、日を設けて別室二人きりで真面目に話を聞いてあげましょう。EXITのサービスを運営していく中でも、依頼者から「相談はしたのに取り合ってくれなかった」とお話しいただくことも少なくありません。その対応が、依頼者の退職に関する想いを加速させるのです。

次に悩みを聞いた上で、企業として対応できるかどうかをはっきりさせましょう。大きな企業であればパワハラが出たとき、事実確認をしつつ部署移動で対処することは可能です。しかし小さな企業は中々そうもいきません。相談の内容に対してどこまでが事実かを調べると共に、どこまで寄り添って対応出来るかも明確にすることで退職するかどうかの判断材料と安心感を与えることが出来ます。そして相談を受けた内容は上司に報告し、社として環境を是正していくことが重要です。

最後に一番重要なことは、強引な引き止めをしないということです。
引き止めが出来る状態というのは、相談者の悩みに応じられるか代替案を出した場合のみです。増給や福利厚生の見直し、環境の是正しかないのです。それ以外で案も無く会社側の事情で「採用するにもコストがかかっている」や「人手が居ない」という理由で引き留めても、会社側のイメージダウンや悪評が増えるだけです。会社側にも事情があること、痛いほどわかります。しかし相談者が退職したい理由も、多くの場合は会社に原因があるのです。「皆だって我慢している」というのは通用しません。我慢できなければ辞めるだけです。

コミュニケーションをとろう

退職代行を実施していく中でも、上司の方から「退職したいなんて今まで一度も聞いたこと無かった」や「何か悪いことをしてしまっただろうか」と不安の声を頂くことがあります。気軽なコミュニケーションの環境を作り、ちょっとしたことでも報・連・相をしてくれる方が退職に限らず業務を続けていくうえでも上司の方は嬉しいと思います。

ただし、間違っても頻繁な飲み会や、社内サークルが確実なコミュニケーション手段ではありません。相手の性格や好みに合わせ、あくまで仕事の範囲内でコミュニケーションを円滑にしていきましょう。

始めよう、退職の練習


少しの気持ちの変化で退職しようかな?と思い立つことは珍しくありません。それは悪いことではなく、その人の決断や想いを尊重し応援すべきです。
その人を見送るだけでも、対応が良ければ会社の評価が上がることさえあります。きちんと各現場の状態を把握することは難しいですが、きちんと対応や回答をフローやスクリプトを作成しておくことで、事前に意図しない結果になることを防ぐことが出来ます。

もし退職を考えて折角上司に相談したにも関わらず、取り合ってもらえなかったり強引な引き留めに合う場合は、退職代行EXITが貴方をお待ちしております。不要なストレスや時間を省いた退職をしましょう。

◎EXIT −退職代行サービス−とは?

EXIT株式会社が提供するサービスで、「辞めさせてもらえない」「会社と連絡を取りたくない」などの退職におけるさまざまな問題に合わせ、退職に関する連絡を代行してくれる。相談当日から即日対応が可能で、 会社との連絡は不要。離職票や源泉徴収票の発行確認など、退職後のフォローも行ってくれる。

退職代行サービス「EXIT」