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めよちゃんの「今」を生き抜く処世術|【第3話】スメルハラスメント

みなさんは昼食をどのように用意していますか?
お弁当を作る人、コンビニで買う人、社食の人、外食にでかける人・・・様々かと思います。

弊社では、外で買ってきた昼食をオフィスで食べる人が多いのですが、先日テイクアウトのカレーを持ち込んだ社員がいました。
部屋にただよう、食欲を強烈に刺激してくるスパイスのいいニオイ・・・オフィスは一気にアジアン・テイストに・・・
もちろんその日の夜はカレーを食べました。

筆者はまんまと香りの誘惑に勝てなかったわけですが、世の中にあふれるニオイはいい気分になれるものばかりではありません。不快になってしまうものも存在しますよね。

めよちゃんの職場でも、気になるニオイが発生してるようです。


ずいぶんお悩みのようですね・・・

たかがニオイ、されどニオイ。最近ではビジネスマナーのひとつとして取り上げられることもあります。

『相手に対する思いやり=マナー』です。
不潔、臭い、というのは重大なマナー違反なのです。
引用元:不潔、不快なニオイはマナー違反。【https://allabout.co.jp/gm/gc/442828/

身だしなみを整えることと同様に、ニオイについても人に不快な思いをさせないように配慮することが求められているんですね。というわけで、今回はそんな「スメルハラスメント(以下、スメハラ)」について見ていきたいと思います。

スメハラの難しさ

ニオイはとてもデリケートな問題です。

カレーのように一時的に人の食欲をそそる程度の影響であればいいですが、スメハラの原因となるようなニオイは、たいてい誰かが常に発しているもの。

香水や柔軟剤など自分からニオイがしているという自覚があるものもあれば、体臭や口臭など自身では気づきにくい、自覚がないものもあります。

また、伝え方を間違えてしまうと相手を傷つけてしまい、ハラスメントの加害者と被害者が逆転してしまう、という可能性もあります。

このようにスメハラは非常に複雑な性質をもっているため、セクハラなどとはまた違った難しさを抱えているのです。

本人に伝える

解決の軸としては、やはり「本人へ伝える」という一点しかありません。
ただし、めよちゃんの一場面にあったように、伝え方を工夫しなければ相手を深く傷つけてしまうこともあります。

本人に気づいてもらいたくても「あなたのニオイが気になる」と真っ向から指摘するのは気が引けますよね。
そこで、「自分自身のニオイの影響に気づいてもらう」ということではなく「ニオイが周りに影響を与えることがあると気づいてもらう」ということをゴールとして設定すると、様々な方法が考えられるのではないでしょうか。


①他の人の問題として話題に出す
「私」と「あなた」という二人の間で相手に自分のミスを指摘されると、言っていることは十分理解できるとしても、なんとなく傷ついてしまう、落ちこんでしまうという人は多いのではないでしょうか。
こういった心理は、「あくまで行動や作業についての否定」であるはずのものを、「人格を否定された」と混同してしまうことが背景にあります。(ただし、本当に人格の否定にまで発言が及んだ場合はれっきとしたパワハラ・モラハラですよ!)

誰しも、自分のことに関しては冷静に見られなくなってしまいますよね。

そのため、「私」と「あなた」の他に、まったく別の第三者について意見を出し合うことで、行動について冷静に判断してもらうことができます。

②自分をおとす
先ほどの第三者の役割を自分に課す、というパターンもアリだと思います。
要は「あなたは〇〇なのでこうしてください」と言ってしまうと、一方的な要求をつきつける形になり、衝突のリスクが高くなります。

自分や第三者の「行動についてのみ」「一般論として」配慮が必要という話であれば、個人的に攻撃されていると勘違いされないような切り口で注意を促すことができるのではないでしょうか。

「察して」だけでは限界がある

とは言え、上記の内容は本人への直接の指摘ではないため、相手によってはなかなか気づいてもらえなかったり、改善してもらえなかったりするかもしれません。

そんな時は、思い切って「組織全体の問題」として提起することも考えていいと思います。

例えば職場で悩んでいる場合、具体的には
・ハラスメント用の相談窓口へ話を持ち込む
・総務課、人事課などへ相談する
・研修テーマとして提案する

といった方法が考えられます。

冒頭で紹介したように、服装のような身なりと同等に、不快なニオイをさせないことも欠かすことのできないマナーのひとつです。
接客業や営業職など社員の様子がそのまま会社の顔となる業務の場合、利益の逸失にも繋がりかねません。
もちろんそれ以外の業務でも、ニオイが気になって集中できないというのは十分会社にとってマイナスですよね。

ここでも気を付けたいのは、あくまで全体の問題として取り扱い、個人をやり玉にあげないという点です。
自分から積極的に迷惑をかけようと思う人はそう居ません。責任を組織に属する全員に分散させることで、誰かを非難することなく改善に繋げることができます。

まとめ

ニオイの問題はセンシティブで、可能な限り、人に言うのも言われるのも遠慮したいという人が多いと思います。
ただ残念ながら、他のハラスメントと比べても一層自覚が難しいため、我慢していても改善はあまり望めません。

ニオイが原因でめまいや吐き気等の体調不良を引き起こしてしまったり、誰にも相談できず孤立感を抱いてしまったりということも十分考えられます。
このような事態に陥る前に、なんとかしたいですよね。

非常に身近でありながら、伝え方を一歩間違えると相手を傷つけてしまうという一面を持つスメハラ。
でも、使うワードやアプローチを慎重に選択すれば問題ありません。

軸になるのは、絶対に人格を否定しないこと。これはスメハラに限らず、あらゆるコミュニケーションにおいて大切なことです。

もしもあなたが、業務に関係する範疇を超えて人格を否定する言葉を投げかけられているのであれば、「仕方がない」「受け入れなければならない」なんて思う必要はありません。
環境を変えるため周りに働きかけるか、それが難しければ自ら別の環境に移ることを考えてもいいのではないでしょうか。

ライター:ぽったー

EXIT社員。新卒で教師になるも、あまりの忙しさに「この仕事を大好きと思えるうちに辞めよう」と退職を決意。4カ月間辞めると言い続け、ようやく退職。
度重なる面談ですり減ったHPを回復させていたところ、退職代行EXITとめぐりあう。

◎EXIT −退職代行サービス−とは?

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