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【ホンネと】退職代行業者が教える、社員が退職する動機【タテマエ】

退職代行に携わっていると、会社に勤めている人のストレートな退職理由を聞くことは少なくありません。
そして依頼者から「この退職理由は会社側には秘密にしてください」と言われることも多いです。この“秘密にしてください”という退職理由にこそ、社員が退職する本当の動機があるはずです。
会社として、退職理由を今後の業務改善に役立てていきたいと考えているのであれば、ホンネの退職理由はかなり重要な材料となります。
そこで今回は、社員が退職する本当の動機や、本当の動機を話してもらうための対策をご紹介します。

社員が本音を隠しがちな退職理由とは何か?

退職理由を建前で伝えがちな理由として「ストレートすぎて伝えづらい」というものがあります。日本ではいまだに「滅私奉公」のような文化が根付いているため、余程のやむを得ないような、深い事情がなければ退職できないと思い込んでしまっている人も多いのです。
また、お金のことは給与を頂いている会社に対しては言いづらい人も多いでしょう。
それでは、社員が建前で伝えがちな退職理由とは何でしょうか。

・給与が低い
生活水準に直結するため、家族を養う必要のある社員や家の購入・車の購入などの目標を持っている社員などはより高水準な給与を求め、転職先を探す可能性が高いです。
また昨今では進学で使用したの奨学金の支払いをしている若者も多く、手取りから更にマイナス1万、2万とされてしまう場合はより条件の良い場所を探すことは不自然ではありません。

・労働時間が長い
労働時間が長い場合は肉体的にも疲弊し、疲労が目に見え始めた場合は周囲の人間からも退職・転職を勧められやすくなります。近年は長時間労働そのものがかなり問題視されている傾向もあるうえに、給与が労働時間に比例して低い場合はすぐに退職されてしまうでしょう。もっとも、労働時間が長く給与が低いといった会社は場合によっては色んな法律に引っかかっている可能性が大いにあるため、労働基準監督署などから是正の勧告が入る可能性も。

・業務が合わない
本人の能力や長所・短所に見合わない業務をさせてしまっている場合です。この場合は本人から何らかの申し出があった場合、考慮すれば早期退職のリスクが避けられます。会社としても本人の才能・適性がどこにあるかはなかなか見抜けないものですから、定期的な面談や入社時の適正テストなどを参考にしてみると良いでしょう。

これ以外にもいくつか考えられる要因はありますが、退職代行の業務を行っていて大まかに多いのはこれらの理由です。

退職理由のホンネを引き出すには?

退職理由をちゃんと伝えてくれないのは何故?

社員は退職理由として建前の理由を伝えることが多いというのは、身に覚えのあることではないでしょうか。
思っている退職理由をそのままを伝えればいいのに、退職の際の最後の面談でも隠す社員は多くいます。一体なぜなのでしょうか?
考えられる理由として、以下の理由が存在します。

  • 文句を言われたり、退職を渋られる可能性があるから
  • 退職日までの自分へ向けられる目線が怖い
  • 伝えても改善の兆しはないと諦められている

なぜ社員はそのような思考になってしまうのでしょうか?その理由を解説します。

・文句を言われたり、退職を渋られる可能性があるから
あまりにストレートな理由を伝えると会社側から文句を言われたり、場合によっては退職を渋られる可能性を恐れているからです。
実際、退職代行EXITを利用する人の中でも「文句を言われそうで、退職理由を伝えづらい」という人は多くいます。
このケースに多く考えられる退職理由としては以下が存在します。

  • 給与額
  • 人間関係
  • 業務時間

業務時間や給与額については「みんなも同じくらい働いているんだよ」といった”みんなも苦しいんだよ論法”が飛んでくる可能性があると「言っても無駄だな」と思ってしまい、きちんと退職理由に盛り込んでくれないことがあります。

・退職日までの自分へ向けられる目線が怖い
どんな退職理由であれ「言ってくれればよかったのに」と思うこともあるかと思いますが、退職理由を伝えることで自分に向けられる視線が厳しくなると予想する人はそう少なくはありません。退職するまでにある程度の日付が残っていると自分への風当りや視線を気にして言わないケースも多いです。
また、「必要以上に詮索されるのでは」と考えている場合もこれに該当します。
ですので実際の退職理由を聞き出すには強い信頼関係と秘匿性が鍵となってきます。

・伝えても改善の兆しはないと諦められている
これはかなり絶望的なケースと言えます。退職者が多い会社でも改善の兆しが観られない会社については“もう何を言っても無駄だ”と思われ、一身上の都合として退職してしまい…という負の循環が続いているケースです。

では、こんな状況を打開するにはどうしたらよいでしょうか?

本音の退職理由を引き出すコツ

・退職理由を出勤最終日に聞く
退職日を出勤最終日に聞くことで、
「自分たちは退職を引き留めるつもりはない」
「退職理由を話して他の人から変な目で見られることはない」
という安心感を与えることができます。特に引き留めの面に関してはもう引き留めようがないのでより安心感はあるでしょう。
退職者本人としても退職日当日であれば解放感のある心持ちでいることが考えられます。なので、最終日に聞いてみるのは心理的な面でのアプローチで比較的有効手段と言えるでしょう。

・人事担当者が味方であるという信頼関係を築いておく
長期的に体制を整える必要がありますが、本音を話せる相手として信頼関係を抱いておくことは大切です。人事面談などで本音を話しても問題のない相手と思ってもらえるようにしておくべきでしょう。
自分たちが前向きな姿勢を持って取り組んでいることを伝えられるような風通しの良い環境づくりが重要です。

まとめ

今回は社員が退職する理由についてお話しました。
早期退職を少しでも防ぐためにも、風通しの良い環境を心がけましょう。
自分の意見が反映されていると感じると、社員はよりいっそう信頼してくれるのではないでしょうか。

ライター:つばき

前職はメディア系。試用期間のうちに合わないと感じ、新卒で入った会社を即退職。辞めたいと思っていた日々に見つけたEXITに魅力を感じ入社する。“やめる”をポジティブにするべく、ライターとして日々奮闘中。
Twitterアカウント:@tsubaki_reboot

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