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あなたの会社はブラック?それともホワイト?ブラック企業診断

昨今、ブラック企業に対する世間の評価は非常に厳しいものとなってきました。
一方で、自分の会社がブラックかホワイトかいまいち判断がつかない、日々同じ環境にいたり、思い悩んだりしていることで自分の環境の客観的な判断ができなくなっている場合があります。

そこで今回は、退職代行EXITで退職支援に携わる社員にこれってブラック?ホワイト?とちょっと迷ってしまいそうな微妙なニュアンスの6つの質問をしてみました。
多くの日々多くの相談者や企業に接している社員たち。ブラック企業に厳しくなる一方で、人事の人々と話す中で人事や管理者側の苦労などもよく知っている彼らの判断する「ブラック」とはどんな環境なのか。是非、判断材料の一つにしてみてはいかがでしょうか。

始業前に掃除、朝礼

始業前に掃除や朝礼が行われている企業も多いのではないでしょうか。
手当のある会社もありますが、今回は始業前の掃除や朝礼にて手当が出ていないという前提で社員に聞いてみました。

結果:ブラック6人、ホワイト1人

ホワイト側の意見

・始業時間の前に掃除や朝礼をして当日中にやることや仕事モードに切り替わるいいタイミングな気もするから

ブラック側の意見

・どっかのブラック企業にいたときに経験がある。掃除をさせるのは、奴隷根性を叩き込むためだろうと思う。
・始業前なので

圧倒的にブラックの比率が高くなりました。一方で、ホワイトと感じている人は始業前の掃除や朝礼が自分を仕事モードに切り替えるいい機会であるとの意見。確かに、少し早めに出社して身の回りをきれいにすることは気持ちがいいものでもあります。

法的にはどうなの?

簡単に言えば、労働時間は雇用者が指示したものかどうか客観的に評価できるかが労働時間内の判断となります。

過去の判例では、三菱重工業造船所賃金カット事件があります。これは「労働時間とは何か」について争われた裁判で、その中では

労働時間とは労働時間に該当するか否かは、労働者の行為が使用者の指揮命令下に置かれたものと評価することができるか否かにより客観的に定まるものであって、労働契約、就業規則、労働協約等の定めのいかんにより決定されるべきものではないと解するのが相当である。

とあります。
例えばお店の開店前に店を清潔に保つためのフローとして掃除が指示されていた場合は、その掃除は労働時間内ということになります。
逆に、ホワイト側の意見の「仕事モードへの切り替え」として自主的に行っている場合はその限りではない可能性が高いです。

有給が取れない

2019年は有給の積極的な取得ができるよう法改正があった年でした。そんな一方で、有給が取りづらい会社にいる…という声もEXITには多く寄せられます。そんな相談に対し、社員たちはどう思っているのでしょうか。

結果:ブラック7人
・実際取れないところが多くて、取れるところがホワイトという風潮。取れないところは誰も取らない、取れない、そういう空気が流れていると思う。
・うちの会社はこう、バイトだから等適当な理由を付けてそもそも有給がないということを言われている場合がある

満場一致でブラックという意見でした。昨今は働き方改革や法改正により、有給を積極的に取得する流れとなっていますが、実際のところうまく取れていない人もいるのではないでしょうか。
会社側にも時季変更の権利はありますが、そうは言っても有給がうまく取れない会社は人手不足などで業務過多であることも考えられます。
一方で、本来有給を取得する条件を満たし、使用の権利があるアルバイト従業員などに有給はないと虚偽の内容を教えている場合もあるようです。本来使用できるものを使用できないと嘘を教えることは権利の侵害です。

有給を取るのに理由が必要

法律上、有給を取る際は理由は必要ないとされています。しかし、有給取得の際に取得理由が求められる企業も…。

結果:ブラック4人、ホワイト3人

ホワイト側の意見

・理由によって有給取得を嫌がられるような職場であればブラックだと思う
・責任者をやっていた立場としては、有給は出社をしていないけれども経費が発生しているわけなので理由くらいはほしい気もしますね…。
・これだけではブラックとまでは言いきれないが、本来はいらない

ブラック側の意見

・理由を求めるからブラック、とは思わない。ただ、理由を聞いてそれで却下するのは違う。

意見が二つに割れました。「理由を聞くだけならブラックとは言い切れない」と判断した社員が多いようです。ブラック側・ホワイト側ともに「理由によって却下するならブラックである」という見解も一致しており、理由を提出すること自体に問題があると強く追及する意見はありませんでした。
責任者側の立場としては、許可はするから理由は欲しい、と思うところもあるようです。

残業代が出ない

労働問題で非常に多く取りざたされる問題ですね。「残業があるのに残業代が出ない」という理由で退職を考える人も多いのでは。退職の手助けをしているEXITの社員は残業代が出ないことについてはどう考えているのでしょうか。

結果:ブラック6人、ホワイト1人

ホワイト側の意見

・どちらとも言えない
 労働法に違反する状況であればブラックだと思う

ブラック側の意見

・残業代を出す必要がない、残業そのものがないホワイトな企業であってほしい。
・みなし残業として実質残業代が出ないことも

やはりブラックと考える人が多いよう。一方で、労働法に反していない限りはどちらとも言えないと考えている人もいるようです。
ブラック側の意見にもある、みなし残業については募集要項などで知らされていることも多く、一度確認してみてはいかがでしょうか。
残業そのものがないホワイトな企業であってほしいという切なる願いも意見の中にはありました。

離職率が高い

離職率はブラック企業の1つの指標としてみることもできる場合もあります。業界によっては独立やスキルアップのための転職が多く、元々高くなりやすい傾向があることもあります。

結果:ブラック4人、ホワイト3人

ホワイト側の意見

・どちらとも言えない
 退職理由が労働環境によるものであればブラックだと思う
・どちらとも言えない。離職率が高い理由がどこにあるか分からないため。

ブラック側の意見

・それだけ辞めたくなる会社なのだろう。しかし、辞めることに対して寛容なのであればむしろそれはホワイトなのでは。
・ブラック企業かという判断の1つの指標にはなるが、デザイナーやSE等独立がしやすい業種のこともあるので全てという訳ではない

こちらも意見が割れました。やはり業界によって独立などが盛んなところは高くなる傾向にあるため「どちらとも言えない」と思う人が多いようです。
一方で、ブラック企業から逃げ出すという意味では当然離職率も高くなるため、一概に判断はできません。業界や労働条件から総合的に判断する必要がありそうです。

人前での叱責

近年ではパワーハラスメントやモラルハラスメントに対する意識も高くなってきました。ただ、パワハラやモラハラについては当人がどう感じたか、が判断基準となることがあります。ここでは代表例として人前での叱責を例に聞いてみました。

結果:ブラック6人、ホワイト1人

ホワイト側の意見

・どちらとも言えない。叱責理由が個人的なものであればブラック。業務的な内容で社内で共有が必要なものであれば致し方ないのかなと思います。

ブラック側の意見

・叱ってくれるだけマシという考え方もできる?でも人前で叱る必要はないのでは。
・法的な規定はないが、ホワイトなら有り得ないことかなと。
・仕事の内容だけでなく人格の否定等もあればハラスメントとして申し立てが可能

基本的にはブラックと考える人が多いようです。しかし、ミスなどをなあなあで済ませるより、はっきりと親のように叱ってくれる人がいるというのは確かにありがたい環境であると考えられます。もちろん、信頼関係や叱り方にもよりますが…。
一方、社内で共有が必要なものであれば人前での叱責も致し方ないとする意見もあるようです。確かに、誰かが犯したことがあると認識しているミスには注意深くなるものです。
人格の否定等、本人が苦痛と感じればハラスメントとして申し立ても可能です。
やはり最終的には自分がどう感じるか、という部分に関わってくると考える意見や、心理的な安全の保障の確保がない会社はブラックと判断する意見もありました。

まとめ

今回は6個の例題で社員にブラックorホワイトの個人的判断を聞いてみました。
やはり一概にブラックと言えない事項も多く、一つの要素だけで判断するのではなく、自分がどう感じているか、そして業界全体や客観的に見て判断する必要がありそうです。
EXIT社員とのブラックの認識の一致率が多かったら辞め時と考えてもよいでしょう。
ブラック企業からの脱出に、是非EXITをご利用ください。EXITはブラック企業と戦う皆様の味方です。

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退職代行サービス「EXIT」

ライター:つばき

前職はメディア系。試用期間のうちに合わないと感じ、新卒で入った会社を即退職。辞めたいと思っていた日々に見つけたEXITに魅力を感じ入社する。“やめる”をポジティブにするべく、ライターとして日々奮闘中。

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